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暴力的なカノジョ。ベッドで再び!

 

 

*ご注意:以前書いた「暴力的なカノジョ再び!再び!」の続きです。

クラウド女体化(具体的な描写あります)、ひたすら頭の悪いベッドシーンです。

ストーリーなぞ本気でありません!

18才以上の方の閲覧推奨。かつ、ご家族に隠れて、こっそり読んでくださいorz

 

 

 

キミとの距離、0ミリメートル!

 

 

ベッドの上。

言っておくけど、俺たちは別に争っているわけでも、喧嘩をしているわけでもない。

いちゃいちゃしているだけだから―――あしからず!

 

 

 

 

 

「ザックス!じっとしてろ!俺がつけるって言っただろ!」

まるで、犬を躾ける様なその口調に従って、なんとかじっと耐える。

ご主人さまの命令は絶対。俺は、『マテ』がでいるお利巧な犬だ。(プライドなし!)

 

…だけど。

これは、新手の拷問なのか?いわゆる、あれだ。

―――じらしプレイってやつだ。

 

「なにこれ…ここがこうなって…?こう?」

個別包装されている例のアイテム―――

神羅の技術を結集した極薄のゴムを取り出したクラウドが、覚束ない手つきでそれをいじっている。

「こんな大きさじゃ、明らかにザックスの入らないんじゃ…」

クラウドは、手の平に収まってしまうそのゴムと、俺の下半身を交互に見やる。

クラウドの視線で、ますます成長した俺の放蕩息子に、彼はその表情を曇らせる。

 

ちょ…そんなマジマジと見られると、さすがに俺も恥ずかしいんですけど。

 

「クラウド、それ、のびるから。問題ない。」

クラウド相手にエッチをするとき、俺はゴムをつけたことなんてほとんどない。

つける余裕がなかった、というのが正しい。

 

「これ、このまま、かぶせればいいの…?」

「そう、空気が入らないように…」

俺の脚の間に座り込んで、クラウドは真剣な顔でそれと格闘している。

その不器用な手つき、すっげえ可愛いんだけど。

「なんだよこれ!全然入らないよ!ザックスのばか!」

「いててて!ちょ、クラ、俺のにあたんなって…!」

うまくはめることができず、ついに苛つきだしたクラウド。

「ザックスのがばかみたいに大きいからだろ!このバカザックス!」

 

クラウド、俺のことはなじってくれてかまわない。

だけど、息子の悪口を言われるのは、少しばかり傷つくというものだ。

放蕩息子だけど、自慢の息子だ。

 

 

 

 

「じゃあ、貸してよ。自分でつけるからさ。」

クラウドが不器用な手つきでゴムをつけてくれるのは、嬉しい。

こんな可愛い子が俺の息子を触ってくれるなんて、どんなソープやヘルスに行っても経験できないだろう。

だけど、かれこれ30分以上、こんなじらしプレイが続いていて。

…我慢できない。

 

「ふざけんな!俺だってそれぐらいできる!」

男のプライドに障るのか、どうしても譲れないらしいクラウド。

自分がゴムをつけるといって、きかない。

「じゃあ、見本にさ。とりあえず俺が付けてみるから、クラウドはまた今度…」

2回戦目に、クラウドに付けてもらうのいい。

なんといっても今日は週末、1回で終わらせるつもりなんかない。

 

「これは俺の問題だ!ザックスには、関係ない。

うーん。関係は、あるだろう。

クラウドが今、その小さな手に握っているのは、紛れもなく俺自身なわけだし。

負けず嫌いで、何事にも一生懸命なクラウドが可愛くて仕方がないけれど。

 

――愛しいからこそ、早く欲しい。

 

「あのな、クラウド。俺、さすがにそろそろ…」

「他の女の子には、してもらったんだろ?」

「え?」

クラウドは俯いてしまって、その表情は見えないけれど。

 

「俺だって、これぐらいできるもん…」

 

心臓に、刃が突き刺さる。―――萌えの刃が!

この子は、俺を萌え殺す気ですか?

もん」ってなんだ。その可愛さはなんだ!!

 

 

 

 

今まで、女の子にゴムを付けてもらったこと、あったっけ?

あったかもしれないし、なかったかもしれない。

たくさんの子と経験はある。一晩限りの、なんてこともざらだった。

 

あんなにたくさんの女の子と、ベッドを共にしてきたというのに。

彼女たちとしてきた行為なんて、正直ほとんど思い出せない。

頭に浮かぶのは、「あの子」の白い肌とか、ピンクに染まった頬だとか、

いやいやと首をふるたびに、シーツに散らばってキラキラと煌く金髪だとか。

いきそうになると、俺の名前を何度も呼ぶその声だとか――

 

全部、クラウドのことだけ。

まだクラウドとはそんなに多くの夜を重ねたわけじゃないのに、もう俺の脳内には、

この子との思い出しか残っていない。クラウドとの思い出しか、必要ない。

 

「あ!入った!」

クラウドの夜の姿を想像(妄想)していたら、目の前の彼が、そう嬉しそうに言う。

「よく出来ました。」

そう言って、彼のふわふわの金髪を撫でてやると、クラウドが目を細める。

その気持ちよさそうな表情、ニャンコみたいだ!可愛い!

 

「あれ?どうして?全部入んないよ…」

「クラウド、それぐらいでいいから。むしろ、毛まで入れようとしないで。

クラウドが無理やり、俺の息子の全身を、そのゴムの中に収めようとするもんだから。

慌てて止める。毛まで入れられると、ちょっと痛い。

「え?でも…途中までしか、入ってないよ?」

「こんなもんだろ。」

 

クラウドは不満そうな目つきで、見上げてくる。絶妙な上目遣いだな、すごいぞ。

ゴムは装着できたし(サイズがいまいち合ってないけど)、準備はOK

もうお座りしているだけのワンちゃんじゃいられない。

 

 

 


 

「ちょ…ザックス、待って…」

「もうマテ≠ヘなし!」

俺のボトムだけが半分脱げている状態。あまりに、アンフェアだろう。

クラウドの服の中に、手を滑り込ませると、クラウドがびくりと大きく反応した。

 

「女の子だから?すっげえ、ここ感度いい。」

「ちが…!」

左胸に少し触れただけで、クラウドの頬がピンクに色づいていく。

「まあ、男の体のときもさ。クラウドはここ、弱いけどな。」

「ば、か…!」

図星をさされて、クラウドは涙目になる。

クラウドの弱点は、左胸。

それに、腿の内側だとか、耳だとか、それに、中の奥まったとことか…

クラウドの弱点は、知り尽くしている。

 

服をめくりあげると、クラウドが悲鳴みたいな声をあげる。

「やっ!やだ!」

「俺のばっか見て、不公平じゃん。クラウドの体も見せてよ。」

両手で、胸を隠すしぐさは、まるで女の子そのものだ。

いや、ただの女の子じゃない。

きっとこの世で一番恥ずかしがりやで、うぶで、天使のような俺のカノジョ!

「明かり、消して…」

そうお強請りするクラウドの、俺にすがるような視線。

嫌がる仕草も、恥らう表情も、全てがあまりに理想的で、文句の付けようがない。

 

 

 

 

「じゃあ、こうすれば、恥ずかしくないだろ?」

ブランケットを頭からかぶって、クラウドに覆い被さる。

瞬間、そのブランケットから、ほのかにクラウドの甘い香りがした。

いつも二人が使っている、紺色のブランケット。

枕もブランケットも、ベッドにはひと組しかない。二人で同じものを使いたいから。

 

「…ザックスの、匂いがするね。」

小さな声でそういうクラウドに、胸がキュンと高鳴った。

このブランケットにも、枕にも。どちらかの匂いではなくて、「二人の」それがしみこんでいるのだろう。

たったそれだけの事実が嬉しくて、浮かれてしまう。

ブランケットの中にもぐりこんだまま、クラウドの体に、キスを落としていく。

 

「…あ、……っ!」

クラウドは、まだこの行為になれない。

触れるだけのキスで、大袈裟なぐらい体をびくつかせる。それが可愛くて仕方がない。

ちゅ、ちゅ、と軽い音を立てながら、全身にキスを続ける。

だんだん、触れるだけのそれから、吸い付くようなキスに変わる。

「ここ、好き?」

クラウドの腿の内側に、軽く噛み付く。もちろん、歯型なんて絶対につけない。

ワンちゃんでいうところの、甘噛みだ。

「やぁ…っ!」

女の子の体だって、男のクラウドと感じるところは一緒。

胸の膨らみを除いては、白い肌も、細いウエストも変わらない。

 

幾人もの女の子と経験はあるけど。

こんなに華奢な子を抱いたことは、これまでなかったように思う。

だから、いつも優しくしなきゃ…って、わかってはいるんだけど。

クラウドを前にすると、発情期の犬みたいに興奮してしまう。

いつか、壊してしまうんじゃないかって、不安になるほど。

 

欲しくて、欲しくて、欲しくて。

…欲しがりすぎて、嫌われちゃうかな?

 

 

 

 

クラウドの半分脱がしていたボトムに手をかけ、下着ごと剥ぐ。

「あ…!」

当然、男にあるべきそれはない。

相変わらず薄いクラウドのアンダーヘアを、そっと指先で撫でると、そのまま下に指をはわせた。

「い…っ!」

まだ、濡れていない。

中指でその中心を少し触ってみると、それだけで痛いのか辛そうな声が上がった。

「クラウド、痛い?」

「い、た…」

「ごめん、ごめんな?」

 

もし、男のクラウドだったら。

間違いなく、ここで口に含んであげて、一度口の中でいかせてやる。

だけど、クラウドは今、女の子だ。

…女の子との前戯なんて、どうやるんだっけ?

最低かもしれないけど、これまで付き合ってきた女の子相手のセックスは、

ただ入れて出せればよかったし、そんなに気を使ったことがなかったかもしれない。

むしろ女の子の方がみんな積極的で、俺にサービスしてくれたぐらいだ。

 

行為には自信があったはずなのに、クラウド相手だと、どうしたらいかわからなくなる。

万が一クラウドに「二度としたくない」と拒絶されたら…もはや、生きていけない。

……とりあえず。濡らさないと、かな?

少し考えて、クラウドのあそこを舌で舐めあげた。

とたんにあがる、クラウドの悲鳴。

「や…!いやだ!そんなとこ、舐めちゃ…!」

ブランケットの中で俺が始めた行為に、クラウドは驚いて腰を引こうとする。

その腰をつかんで、また引き下げると、逃げられないように少し力をいれて足を開脚させた。

その拍子に、かぶっていたブランケットがずれて、ベッドからするりと落ちる。

 

「え…!?やだ!見ないで!やだぁっ!」

明かりがついたままの部屋で、足を広げられ、あそこを舐められている状況に、

クラウドは泣き声のような声でいやいやと抵抗する。

見ないで、といわれて、従うわけがない。

ピンク色の可愛いあそこを舐めあげるたびに、ひくりとそこが蠢く気がした。

 

「お尻も、すっげえ可愛いけどさ。こっちも、可愛い。」

夢中になって、そこを舌で弄ぶ。

舌でなぞったり、舌先でつついたりするたびに、クラウドからは悲鳴があがる。

「やだ!そんなの、恥ずかし、よ…!ざっくす、いやぁ…!」

前に一度、クラウドの後肛を舌で舐めたとき、クラウドは泣いてしまったことがある。

そのときのように、クラウドの瞳からは、ぽろぽろと涙が零れる。

 

 

 

――俺、天使を汚してるのかも。(神サマごめん!)

 

 

 

「大丈夫、恥ずかしくないよ。」

根拠なんかないけど、そう言ってあげる。

「ほら、見てみな?クラウドのここ、すっげえ綺麗な色だろ?」

たぶんクラウドは、女の子になった自分の体を、ちゃんと見たことがないだろう。

こんなに綺麗な体を持っているのに、知らないなんてもったいない気がする。

「……わかんない、よ。女の人の体、見たことないし、比べようが…」

最後の方はもごもご言っていて、聞こえなかった。

 

ニブルへイムという綺麗な水と綺麗な空気で育ったクラウドは、思春期真っ只中にもかかわらず

性的な知識がほとんどない。

エロ本すら、読んだことないんじゃないかな?

彼は、ニブルが生んだ奇跡だ。

 

「そっか、見たことないんだ。女の子の体。」

「なんだよ、ばかにしてんの…!」

「違うって。じゃあ、見てみなよ。クラウドのここ、どうなってんのか…知りたいだろ?」

「……え…?わ!」

 

クラウドを抱き寄せて自分の膝の上に座らせ、足を強引に広げさせる。

慌てて足を閉じようとするけれど、俺の手はクラウドのあそこに宛がわれていてから

腕が邪魔をして閉じることが叶わない。

「クラウド、濡れてきた、な…。ほら、」

先ほどの前戯のおかげで、クラウドのそこはすっかり潤んでいる。

指で中心を撫でるだけで、クチュ、と可愛い音がした。

 

「や…やめ…て、」

いやだ、やめろ、と緩く抵抗するクラウドだけど。その拒絶は、すっかり甘い声になっている。

それに、肌をぴったりとくっつけているからわかる。

クラウドの心拍数は上昇してドキドキいっているし、体温もいつもより高い。

気持ちいいのに、恥ずかしくて素直に感じることができないんだろう。

その彼の葛藤に、異常な興奮を覚えた。

 

 

 

 

もっと恥らう姿を見たくて、クラウドの耳を甘噛みしながら、わざと低い声で囁く。

「…クラウドのここ、こんな風になってんだぞ?知ってた?」

指でくりくりといじって刺激を与えると、クラウドが俺の腕の中で体を震えさせる。

やっぱり、女の子の体だ。こうされるのが、気持ちいいらしい。

「やだ…!そんなの、見たくない…っ」

クラウドのあそこを指で広げさせ、奥まで見せるようにすると、信じられないというような顔をして

その瞳から大粒の涙が零れた。

「ほら、触ると流れる。」

流れるのは、涙だけじゃない。

指で弄ぶたびに湧き出す蜜に、たまらなくなって中指を少し差し込んでみる。

 

「ひ!」

さすがに、まだ2回目のセックス。(女の子の体では、だけど。)

1本入れただけで、これ以上入るわけがないと思うほど、その箇所は狭い。

だけど、濡れているせいか、そんなに抵抗なく指が埋まっていく。

「クラウドってさ、」

「ん…ふ、ふぁ…!」

「男でも女でも、すっげえ名器だよな。」

褒めてあげたつもりなのに、クラウドはもはや聞こえていないのか。

枕を抱きしめて、それに顔を埋めながら、必死に快感に耐えようとしているようだった。

 

 

「そっちじゃなくて、こっち。」

枕じゃなくて、俺にしがみついてほしい。

この世界で、俺だけにしがみついていて欲しい。

クラウドから取り上げた枕を、彼の頭の下に敷いてあげて、上から自分の体を重ねた。

そうしてクラウドの小さな手を、俺の肩に回させて、体をぴたりとくっつける。

 

…胸が、あたる。

すっげー気持ちいい。なんだこれ。

 

体を密着させるだけで味わえる、クラウドの柔らかい胸の感触がたまらない。

だけど同時に、少しだけ。

ほんのちょっとだけ、寂しさを感じた。

もっとくっつきたいのに、胸が境界線になってくっつけない。

それがもどかしくて、ぐりぐりと擦り付けるように自身の胸板をクラウドの胸に押し付けると、

それが快感になってしまうのか、クラウドは可愛くまた喘ぐ。

 

「やあん!」

同時に、俺の背に立てられる爪。その鈍い痛みにすら興奮する。

クラウドにぴたりと体を密着させたまま、下半身だけ少し浮かせて「それ」を宛がった。

「もう、いいよな?…挿れさせて、クラ。」

「あ、待って、」

 

だから、もうマテ≠ェ出来るワンちゃんじゃないって。

さっきそう、言ったはずだよ?

「やだ、もう無理。挿れたい。」

「待って、ほんとに、ま……あ、あ、いや…いやぁぁぁッ!」

 

 

 

 

少しずつ、ゆっくり挿れる。――つもりだった。

それなのに、クラウドのそこに先端を挿し入れた瞬間、理性の箍が吹っ飛んだ。

――柔らかくて、熱くて、蕩けそうなクラウドの中。

どうあっても我慢できなくて、それを残酷にも。一気に全部、埋め込んでしまった。

 

「あ、い、や…!」

「クラウドのナカ、最高…」

男のクラウド≠ルどじゃないけど、相変わらず狭い。

男のときは、むしろきつすぎて、挿入と同時に達してしまうこともあるぐらいだけど。

女の子のクラウドは、きゅうきゅうと締め付けてくはくるものの、動かせないほどじゃない。

ほどよいきつさが、たまらなく気持ちいい。

 

「いつもよりは、辛くない…?クラウド、」

挿入時はいつも痛がって、可哀想で仕方がなかったけど。

さすが女の子の体、中が自然と濡れてくるのもあって、抜き挿しがスムーズにできる。

「あ!あっ…!」

数回突いただけで、あっというまにクラウドの声は、可愛らしい喘ぎ声に変わる。

 

 

 

 

「はぁん!ふぁ…!ざっく、」

…可愛い。

いつものつんつんしているクラウドも可愛いし、

こんな風に俺に全身でしがみついてくるクラウドも、死ぬほど可愛い。

「ざっくす、ざっくす…!」

何度も俺の名前を呼ぶクラウド。たまらなく気持ちいいとき、クラウドは俺の名を呼ぶ。

それに答えるように、勢いよくクラウドの奥を突き上げてやる。

「クラ、クラ、」

「ひん!はあん!あ…っ!」

 

もっと、もっと。

もっと。

クラウドの奥深くまで、手の届かない奥底まで、入り込みたい。

…どうしたらいいんだろう?

ズチュ!ズチュ!と何度も突き入れるそれを、さらに思い切り突き挿してみても、

 

 

―――なんだか、もどかしい。

 

 

クラウドの折れそうな細腰をひっつかんで、これでもかというほど腰を打ち付ける。

「あああああ!いやああああ!はげし、そんなの、だめ…!」

確かに、少し激しすぎるかもしれない。だけど、

「ごめん、もどかしい…」

「やめ、て…!つきやぶっちゃ…!」

クラウドの言葉どおり、突き破ってしまうのではないかというほど、

クラウドの奥深くを、叩くように打ち付ける。

 

それでも足りない。

何度愛しても、愛しても、もどかしい。

どうしてだろう?それは、たぶん、

 

 

 

 


 

「きゃあん!!!」

本当に壊してしまったかと心配になるほど。これでもかと、強く突き上げたときだった。

「うわ?!……あれ?」

「…は、ざっく、な、に…?」

「…………。」

 

中で感じる、違和感――これは、間違いなく。

 

「……いや、なんでもない。ちょっと、不慮の事故が起きただけ。」

にこりと笑って、クラウドの唇にキスをひとつ。

 

ひとつじゃたりなくて、またひとつ。もうひとつ。

ついでに、もうひとつ!

 

「ふ!はあん!ざっく…!」

クラウドも、遠慮がちに舌を絡めてくれる。

それがあまりに嬉しくて、仕方がない。

 

 

 

 

今、体の全てが、クラウドの中にある。

 

 

 

 

「クラ、ごめん、ごめんな…!」

ごめん、許してほしい。

「な、にが…?」

こんなに好きになってしまったこと、許してほしい。

 

 

奥深く、どこまでも入り込みたい。クラウドの中に、クラウドの人生の中に。

 

 

責任、とるから!絶対に、とる。」

「え…?あ!あ――――ッ」

とどめとばかりに、ひときわ強く突き入って、そのまま中で思い切り射精した。

「や、や…」

クラウドの体は、がくがくと痙攣を繰り返す。

体の中までひくひくと震えていて、その震えが入りこんだままの俺自身に、ダイレクトに伝わる。

 

「く…、まだ、出る…」

自分でも呆れるほどの量を、クラウドの中に全て注ぎ込む。

「な、んで…」

クラウドも、中に勢いよく出されて、気づいたらしい。

「なんで、なか…」

 

 

 

「ごめん。ゴム、破れた。」

 

 

 

わざとじゃない。……はず

だけど、やっぱり俺には、その0.1ミリの厚さだってもどかしかった。

 

 

たった0.1ミリの距離だって、クラウドと離れていたくない。

 

 

最後まで出しきったのを確認して、ずるりとそれを抜き取ると。

クラウドのそこからは俺の放った愛の印があふれ出て、足を伝ってシーツに落ちた。

なんだか、溢れ出てしまうのすら寂しく感じて、もう一度、

 

「や…!だめ、もうやだ!」

「お願い、もうちょっとだけ。」

再び中に入ろうとすると、クラウドは腰をひねって逃げようとする。

それを優しい力で押さえ込んで、クラウドのそこに自分自身をピタリと宛がう。

…もう、ゴムはつけていない。

二人の間には、0.1ミリメートルの境界線だって存在しない。

 

 

 

「だめ!だめだよ…!本当に妊娠しちゃったら…」

「そしたら、クラウドに責任とってもらう。

「は?!」

責任はとる。

責任とって、クラウドを世界一幸せにしてみせる。

だから――クラウドも、ちゃんと責任をとってほしい。

 

 

 

 

「責任とって、俺をお婿さんにしてもらう。」

 

 

 

 

そう、にかりと笑って言い放つと、クラウドは顔を真っ赤に染めて。

ふざけんなこの甲斐性なし、と。可愛い鬼嫁みたいな文句を言った。

 

 

 

 

 

 

――お洒落なプロポーズなんて、できないけど。

聞いて欲しいんだ。

興味ない、なんて言わないで?

 

3年目の浮気なんて、絶対にしない。

記念日には、キミの好きな花を贈ろう。

 

だからお願い。

俺を世界一幸せな

キミのお婿さんにしてください。

 

 

(きっと世界一情けないプロポーズ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

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C-brandMOCOCO (2010724

海開きです!エロ祭りです!ということで(?)

いろいろ許してやってください…!orz

 

 

 

 


 

 

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